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座りすぎを減らす工夫|厚生労働省ガイド2023の「座りっぱなしに注意」と仕事中・家での例

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意することを、推奨事項の一つにしています。ガイドの参考資料では、平日1日の総座位時間が8時間以上と答えた人が、男性で38%、女性で33%いたこと(平成25年の国民健康・栄養調査)も紹介されています。

この記事では、ガイド2023にもとづいて、座りすぎ(座位行動)とは何か、仕事中や家での減らし方の例をまとめます。

(確認元:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨事項 成人版・参考情報「働く人が職場で活動的に過ごすためのポイント」。確認日:2026年10月6日。減らし方の例は一般的な内容です)

座位行動とは

ガイドでは、座位行動を「座位や臥位の状態で行われる、エネルギー消費が1.5メッツ以下の全ての覚醒中の行動」と説明し、例として、デスクワークや、座ったり寝ころんだりしてテレビやスマートフォンを見ることを挙げています。立つのが難しい人も、じっとしている時間が長くなりすぎないよう、少しでも体を動かすことがすすめられています。

ガイドが紹介していること

  • 座位時間と死亡リスクの関係を調べた研究のまとめでは、座位時間が長いほど死亡リスクが高くなることが報告されている
  • 日本人の総座位時間は、世界的にみてかなり長いと報告されている
  • 働く世代、特に座って仕事をする時間が長い人は、歩数が少なく、身体活動のレベルが低くなる可能性が高い

仕事中に減らす例

  • 時間で区切る:一定時間ごとに立ち上がる。タイマーやパソコンの通知を使う
  • 立つ用事をつくる:飲み物を取りに行く、プリンターを少し離れた場所に置く
  • 電話や打ち合わせは立って:短い打ち合わせを立って行う
  • 移動で歩く:エレベーターではなく階段を使う

ガイドの参考資料では、職場で活動的に過ごすには、個人の努力だけでなく、職場の理解や環境づくりも重要だと説明されています。

家で減らす例

  • テレビのCMの間に立ち上がって、軽く体を動かす
  • スマートフォンを見る時間を決める
  • 家事を、こまめに立って行う時間にする

運動の時間もつくる

座りすぎを減らすことに加えて、ガイドは、成人に歩行以上の身体活動を1日60分以上(約8,000歩以上)、筋力トレーニングを週2〜3日行うことをすすめています。詳しくは厚生労働省の身体活動・運動ガイド2023、筋力トレーニングは週2〜3日で説明しています。仕事帰りに運動の時間をつくる方法として、ジムを使う場合の確認項目は、24時間ジムの選び方|初めて通う前に確認する7項目にまとめています。

まとめ

  • 座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意する(厚生労働省 ガイド2023)
  • デスクワークや、座って・寝ころんでテレビやスマートフォンを見る時間が座位行動にあたる
  • 時間で区切って立ち上がる、立つ用事をつくる、階段を使うなどで減らす
  • 座りすぎを減らすことと、運動の時間をつくることの両方を考える